文学のメロンボール

メロンボールとはメロンを器にして、オレンジ、いちご、ブルーベリー、パパイヤなど色鮮やかなフルーツを載せた食べる宝石箱。メロンボールに文学や生活の小話を食べやすい形にカットして盛り付けたいです。

ポエム 茨木のり子と北京オリンピック開会式 

朝食

熱い夏はまだ続きますね〜
こんなときはポエムはいかがでしょう

今日は茨木のり子の「倚りかからず」をメロンボールに盛りつけます。

                         

この詩集から「マザー・テレサの瞳」を一部抜粋します。

      ・・・外科手術の必要な者に
        ただ繃帯を巻いて歩いただけと批判する人は
        知らないのだ
        瀕死の病人をひたすら撫でさするだけの
        慰藉の意味を
        死にゆくひとのかたわらにただ寄り添って
        手を握りつづけることの意味を

        ----言葉が多すぎます
        といって1997年
        その人は去った・・・・

                         

  慰藉 と 医者 読み方が同じ なんか不思議。


茨木のり子さんのお父様は常々日本人の依頼心、依存心の強さを問題視されてたそうです。
私も同感。
私も含めて日本人よ!強くなれ!フレーフレーと感じてます。
人の力はすごいはず。 がんばれ人間!がんばれニッポン!


人の力と言えば昨日の北京オリンピックの開会式。
感動した〜。
チャンイーモー監督、素晴らしい
歴史を支えてるのが一人一人の人間。
人間のすごさを感じて圧倒されました。

暑いのにますます気力燃え上がる熱いわたしです
それにしてもアツいな〜


                      
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誕生日プレゼントと『エミール』 

さまざまの事思ひ出す桜かな・・これ芭蕉の句ですね。
桜のシーズンが私の誕生日。
今年の誕生日に息子がくれた誕生日プレゼントが、なんとなんとこのブログ。
うれしいですね〜 毎年思い出すでしょう。

成人した子どもたちを見てると、人間を育てていくという大仕事
のことをふと考えます。

ということでジャン・ジャック・ルソーの『エミール』について。

18世紀のこの古典が今も読まれるのは、
人間のもっとも根源的なものが深く明らかにされていて、
そのうえ、時代や秩序やあらゆる制度をこえているからです。

ルソーは下層社会に生まれて、まともな教育を受けることができず
上流社会の貴婦人達の庇護のもと、学問を身につけていきます。
そして、捨て子事件までもおこします。
しかしだからこそ、子どもの賛歌や人間性そのものを深く見つめ、
感銘を与える作品がうまれたのでしょう。

「子育て」という言葉がなんとなく薄っぺらく感じてしまいます。
やはり「人間育て」ですね。

「生きるということ、それは呼吸することではない。活動することである。・・・」(『エミール』岩波文庫)
ほんとにそうです。ハイ。
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