なぜ烏龍茶?

烏龍茶は人気ですよね。

ところが意外にも烏龍[wu1 lung2]は間抜けとかいい加減という意味です。


今の書法手本「祝 允明」の書『雲江記』

DSC_2794 書法 祝

無[mou4] 存在しない

毋[mou4]するなかれ が連続で出てくる。

無=烏有

「化為烏有」 烏有[wu1 yau5]は没有 何もないという意味。

「烏有先生」 というように架空の男性という意味、虚擬の人名。

「子虚烏有」も同じ。


烏はもともと古代神話で伝えられる「太陽中有三足烏

太陽の中には三本足の烏がいると言われます。

太陽の烏の故事は中華圏やヨーロッパでもあるというのは

太陽にある黒点からではないかということです。

そして中国の故事では太陽を「金烏[gam1 wu1]」とも・・・

太陽には三足烏 月には兎がいると言われることから

烏飛兎走」は月日が経つということです。

「金烏」が太陽の別名なら烏はもう少し良いイメージでもいいはずが

烏はいい意味に使われないですね。


例えば

烏頭白 烏は真っ黒なので頭の白いのは何もできないことの喩え。

烏龍球 はサッカーの自殺点。

烏龍人なんておっちょこちょいでうろうろしていい加減な人なんでしょう。

烏龍茶ねえ。 

どうしてなんでしょう。

ウィキペディアでは「お茶の形状や色が烏のように黒く、

龍のように曲がりくねっているため名付けられた


という記事もありますが

烏龍を合わせると途端にダメなイメージなのに・・・

おっちょこちょいに名前を間違えましたということで烏龍茶でしょうか。

でも烏龍茶は愛されているからまあいいか







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こんばんは と ガンマンハ

今晩黒 [gam1 maan5 hak3]

ガンマンハ・・・・

こんばんは。なんだか似た音です。

今晩の意味です。

黒[hak3]  黒色以外の意味は
      
       日が暮れた。空が暗くなった。

「こんばんは」と「こんばんわ」がどちらが正しいかとか

「こんばんは」の「は」は格助詞の「は」ではないか、なんてよく議論されますが、

この言葉、広東語や客家語から来たのであれは

「は」でしょう。


今晩黒[gam1 maan5 hak3] ガンマンハ

或いは

夜晩黒[ye6 maan5 hak3 ]  イエマンハ とも言います。

これは挨拶の言葉ではないのですが


こんばんはどこへ行くの?

こんばんは何するの?

こんな使い方です。

広東語は潮州語と違って口語だけなので

変化も激しく若い人はもう使わない言葉かもしれません。

死語~なんて言われるかも・・・・

日本語にはしっかり中国の古語が残っていると思っています。

どうでしょうね







じゃ と チャア

DSC_2641書法 福建

別れるときあいさつで「じゃ」と言いますね。

どこから来たのでしょう。

潮州でも昔男性が分かれるとき「請a!」[ching2 a1]とよく言ったそうです。

香港人が聞いてもチャアと聞こえるそうです。

a は 口篇にY。日本にはない字です。

広東語は口語だけですが潮州語は口語と文語があります。

母音数も広東語より多く、歌のように聞こえるでしょう。

それで戯曲も栄えたと思われます。

日本語の漢字音は仏教経典とともに伝えられた中国南方方言の呉音

北方系の漢音がなじみが深いです。

ただし漢字音です。

助詞や形容助詞や擬態語、擬音語その他ちょっとした言い回しなど

中国の広東語、福建語、客家語、閩語(ビン語)、閩南語(ビンナン語)、

そして閩南語の下位方言の潮州語などの影響が見られます。

呉音、漢音以外は渡来人が伝えたと

よく一括りにされますが日本語は漢字音だけでは駄目ですね。

渡来人が伝えたという言葉は外来語という分類にされています。

この渡来人の言語の影響こそ日本語の潤滑油となっていると思うんですけれどね。

じゃ!

チャア!




オリンピックがおわりました。

想像を絶する訓練を日々していた人たちです。

花咲く笑顔が素晴らしいです


でもパラリンピックもまだこれからで応援しないといけない。

がんばった人が「勝った~」と思う瞬間はどれほどの気持ちでしょうか。


こんな字を見たことがありますか?

 [yeng4]

勝つという意味です。

勝の字は勝利や勝敗とかに使いますが

勝ったよ~の時は

贏 左(口篇) [yeng 4 zho 2]

贏波 [yeng 4 bo 1] サッカーに勝つ

贏馬 [yeng 4 ma 5]  競馬に勝つ

難しいけれどまるで絵のようで覚えるといろいろ書きたくなるからおもしろい♪


パラリンピックも努力の人たちが出場しますね。

3月9日から、応援したいですね。 











個心十五十六

この前ブログで「十五十六」(あれこれ迷う)のことを書いたら

ブログを通して知り合いになった「202日記」のさとちんさんから

「十五十六」という言葉はどんな由来か?と質問を頂いた。

十五という数字は割り切れなくていろいろな言葉に使われる。

十五個銅銭分両份__七又唔係、八又唔係

意味は十五の銅銭を二つに分ける。つまり七つずつでも駄目だし八ずつでも駄目

どうしていいかわからない。

十五個吊桶__七上八落 (七上八下)」

十五個のつながった井戸につるす吊桶は七つ上がれば八つ下がる。

これから心神不定という意味です。

個心十五十六 [go3 sam1 sap6 ng5 sap6 luk6] 

個心又上又落  [go3 sam1 yau6 seong 5 yau6 luk6]

いろいろな言い方があるけれどすべて「心が乱れてあれこれ迷うこと」。

普通語はもちろんでしょうが

広東語は数字を使った言い回しがかなりあります。

説明を見るとなるほどと納得できることが多いですよ~







     
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