トンレサップ湖とオールドマーケット

海の民は香港にもいた。

香港行政府の政策でアバディーンにいた人たちはみな海から陸へと居住を移して、

今はほとんど水上生活者はいなくなっている。

そんな中カンボジアの水上生活はどのようなものか少し興味があった。

船を借りて湖にでる。観光客の少ないシーズンなので船も少ない。

細い川のようなところから一気に海原に出た感じがする。

水の色はご覧の通り。この湖が伝説で称えられる豊かな湖。

世界で一番多くの魚が生息していると昔から言い伝えられている。

レリーフにあったようにワニもいたようだ。今はいないというけれどひょっとして・・・・

576水上生活

遠くに家が並んでいる。船の上に作られた家。学校も教会もお店もある。

568水上生活お店1

雨が降って水量が増える前に引っ越しするシーンを目撃しました。
見られる時期が決まっているのでラッキーでした。

551水上生活の引っ越し1

前から船で引っ張って、後ろからは人が押しています。
年に2回引っ越しするらしい。雨季と乾季でしょうか?
それにしても簡単なようで大変・・・・・

553水上生活の引っ越し

なんだか見かけない標識があったのでガイドさんに聞いたら、あの標識のあたりまで水が来て

下が土地だからこの辺りは浅いよという印だよという返事。

550トンレサップ湖案内版

あんな上まで水かさが増えるんだ・・・・ジグザグのデザインは浅いという案内。

ところで私たちがチャーターした船に子供が一緒に乗ってくる。

あれ?学校はと思って聞いてもらったらお父さんがお金がなくて学校に行けないという。

1ドルのチップを要求するのであーそういうシステムかと思ったが、

誰も彼を責められない。

笑うと白い歯がこぼれる少年は10歳。

見た目には6歳ぐらいに見える。おこずかいをさらに増やす方法を誰かに教えてもらったのか

座席の後ろに回って肩をもんでくれた。お金を渡すのがいい方法ではないけれど

暑いのにジュースを買うにもお金がいるのが現実。

学校に行きたいね。

船を降りて、この後ガイドのチャンティさんが毎日のように行くという

オールドマーケットに寄ってもらう。

市場に入ると、彼女はあちらこちらで店員の人に楽しそうに声をかける。

「あの人は友達」「あの人の兄さんもガイドなんだよ」などと教えてくれる。

市場に行くと市民の生活が垣間見れるので面白い。

野菜は香港にあるのとさほど変わらない。ちまきも売っている。

お客さんが通路を歩いて目の高さあたりの台の上にお店の人と商品があって

その陳列方法がおもしろい。

香港には魚とは言えないけれど蛙や蛇も見かけるけれど、

ここではさすがナーガ神のへびは食べませんね。

魚はトンレサップ湖の恵みでしょうか?知らない魚もいます。

清潔感があるとは言えないけれど、これから変わっていくのでしょう。

ただ暑いのに停電はみんなの悩みでしょうね。

すぐ点いたり、消えたりでした。

今夜はアプサラダンスを見て次の日は香港。 

シェムリアップの旅は終わりです。

駆け足だったけれど、5年も経たない間にすっかりリゾート地になるかもしれませんね

伸びしろがまだまだ感じられる土地でした。

もう一度ゆっくり来てみたいものです。












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バンテアイ・スレイ

2日目は郊外へいきます。

バンテアイ・スレイに向かうためにシェムリアップの街を抜けるとそこは田園が広がる大地です。

赤土のまだ舗装されていない道は、懐かしのでこぼこ道。

436赤土の道お土産や途中の街

336痩せた牛

途中には新芽が出始めているマンゴーの木やドラゴンフルーツの木。

地平線の見える土地に骨だらけの痩せた牛や高床式の家を見ることができます。

見かけた牛はみんな痩せていた。

なぜなんだろう。1番目の神様の乗り物なのに・・・・

遠くに高さがずっと平らな砂岩でできた聖山プノン・クーレン(ライチの山)。

339聖山

アンコールの建造物はここの砂岩を使っているらしい。

山の形を見て私はナーガ(蛇神)のように見えました。

バンテアイ・スレイはそんな牧歌的な風景を見ながら車で45分ほど。

そこには東洋のモナリザと呼ばれるレリーフ像がありました。

紅いラテライトの色は東洋のモナリザを一層綺麗に優しく見せてくれます。

421東洋のモナリザ2

419東洋のモナリザ1

406東洋のモナリザ右顔が壊されている

403東洋のモナリザ

王が変わるたびにヒンドゥー教や小乗仏教に変わったアンコール朝。

街へ帰る途中によったバンテアイ・クデイで上智大学の調査団が見つけた仏像も

迫害を恐れて大事に隠されていたようです。

佛像を見つけた場所を見ましたが見逃しそうななんの変哲もないところ。

発見されなければ、また何百年も土の中にいた可能性もあるのだから素晴らしいことです。

プレ・ループとプラサット・クラヴァンに行って次は海のようなトンレサップ湖です。

451プレ・ループプレ・ループ

アンコールワットとチュナンダイ鍋

232アンコールワット

アンコールワットの写真はプロの方が撮った方が絶対いい

なので日の出の写真は初めからパスです。

211アンコールワット

昼食後すぐなので特に人出は少ない。ゆっくり回れます。

参道も長く、お堀に囲まれたまるで城壁のようなお墓なのです。

中央祠堂を囲むように4つの塔が建ち、荘厳な畏敬の念を感じさせる建築物です。

高広大という事は聖なる場所として必要な条件なのでしょう。

勿論、内部には精巧なレリーフが彫られています。

281アンコールワット壁面

248アンコールワット壁面

293アンコールワット壁面

292アンコールワット壁面

247アンコールワット女神像

うっすら朱色が見えるので漆であったことがわかるのです。

下は参道の途中の両側に建っているお経などを収めていたところ。図書館ですね。

223図書館アンコールワット

クメール王国はインドシナ半島やマレー半島の一部をも含む大帝国だったらしい。

出会ったカンボジア人が言っていた言葉が思い出される。

「昔はタイもラオスもカンボジアだった」・・・・って。

ということはこのレリーフはいろいろな国の人が彫ったのでしょうか?

アンコール王朝の最盛期は12世紀。

900年前でアンコールワットがジャングルの中から見つけ出されたのは今から150年前。

ジャングルの中からこんな建造物を見つけた驚きはどれ程だったでしょうか?

さて一日目は割と強行でした。

これからチュナンダイというカンボジアの鍋を食べます。初めてですよ。

ホテルからすぐなのでトゥクトゥクに乗って風に吹かれてパブストリートまで。

個人的にはトゥクトゥクはタイで乗るよりずいぶん安心感があります。

交通量の違いでしょうか?

322PUB Street

321カンボジア鍋

319チュナンダイ

お肉に卵を絡めて鍋に入れます。

お肉、野菜、キノコ、麺、湯葉?グルテンかな(中華は丸いけれど)

317アンコールビール

その土地の食事をいただくのは旅の醍醐味です。

シェムリアップの夜は更けていきます

象のテラス~タ・プローム(やはり居ました身勝手中国人観光客)

象のテラスで描かれる三つの頭を持つ象。

この動物も「乳海撹拌」で生まれたとチャンティさんの説明。

象のテラス 三つの頭の象
象は三番目の神の乗り物だそうです。

一番目は牛。

下のガルーダは2番目の神の乗り物。

ガルーダ像

ガジュマロの巨木があちらこちらに絡まっている写真はよく目にしていました。
本当に目の当たりにすると、人工の建造物というのは自然の生命力の前では
いつかは無力になるのかと思わざるを得ないです。

絡まる巨木

巨木と観光客

タプローム小さな仏像

タプローム建物

タプルーム小門

タ・プルーム門支え

お昼はガイドさんが連れていくレストラン。クーラーが効いていて助かる。
お値段は国際価格で高いけれど、想定済み。

蓮

AMOKという辛くないカレー。ココナッツカレーですね。本当に辛くない。

AMOY.jpg

タロイモのスムージーは珍しくて即注文。なかなかおいしい。

タロイモスムージー

その他中華を注文。空心菜のにんにく炒めと炒飯。好好味。

食事の後アンコールワットへ。ガイドのチャンティさんはがんばってくれました

それにロープ内の触っていけない遺跡で写真を撮る身勝手中国人観光客に

彼女は果敢に注意をしていましたが、中国人観光客はどこ吹く風。

カンボジア人も怒り心頭。 

ただ中国人に注意しないガイドさんも問題と彼女。なるほどそうです。

中国人

中国人1

アンコール・トム 

アンコールの遺跡は計算された建築物は勿論、壁面のどの場面もレリーフが精巧で伝説のドラマが広がる。

カメラに収めたいスポットがありすぎて、これはどうしたらいいものやら・・・・

漠然と載せるのみになりそうです。

アンコールワットの後に建てられたアンコール・トム。

その中心にあるバイヨン寺院の壁画はとても素晴らしいという事で一番始めに行った。

バイヨンに行くために南大門に向かいます。

遺跡見学を開始した途端、そこから神話の世界が広がります。

南大門入口

その門の入り口参道両側に向かって左手神様チーム右手阿修羅チーム

乳海攪拌

阿修羅と南大門

ヒンドゥー教の天地創世の神話「乳海撹拌」を表しているそうです。

神たちや阿修羅たちが大蛇ナーガを綱に見立てて綱引きをしながら

不老不死の薬を作るため海を100年かき混ぜた。

この時点でこの神話の話が苦手な人がでてくるでしょうね。

かき混ぜたことで海が乳海になってその中からアプサラ

ヴィシュヌ神の妻になる美人のラクシュミーが生まれます。

さらに目的の不老不死の薬もできてめでたし、めでたしです。

この話はレリーフに何度も何度も出てきます。

結局人間の根源の願望は「不老不死の薬」に尽きるのですね。

そして南大門は今も使われています。

南大門バイヨン車通路

レリーフははっきりとみることができて、話しの筋もよく分かります。

バイヨンレリーフ壁面

これは地獄に落ちてトンレサップ湖に住んでいたワニに食べられているところ。

バイヨンレリーフ鰐

バイヨン顔4面

顔が四面から見ることができます。

アンコールの遺跡は全体に加工しやすい砂岩がほとんどで後はラテライトやレンガ。

なので早く崩壊を食い止めなければならない建物ばかりです。

崩れ落ちる遺跡

この後象のテラス、ライ王のテラス、タ・プロ-ムそしてアンコール・ワット。

そして夕方はブログで知ったさくらさんが

日常の買い物にも行っておられたオールドマーケットにも寄りました。

     
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