先日とってもチャーミングな女性にであった。その気配り、こぼれる笑顔、フットワークのよさ。
そして知的・・・。真っ赤な口紅の彼女は61才・・・。
以前にも彼女と似た人と出会ってる。
初めて会う約束をした場所に現われた彼女をみて、私の頭の中に
オールディーズのBGM

が流れる。
軽くカールした肩にかかる髪。華奢なワンピースと肩に羽織ったカーディガン。
ぺったんこの靴はオードリーみたい。
多分彼女も今60代・・・。
彼女たちに共通するのは、人に与える活力と癒し

。どんな人生を送ったんだろう。
今回はオスカーワイルド(1854-1900)の『幸福な王子』をメロンボールに盛り付けたい。
オスカーワイルドはアイルランド人でスキャンダラスな作家。
唯一の長編といえば『ドリアングレイの肖像』。これも好きな作品です。
『幸福な王子』

は誰もが一度は読んだ童話です。快楽な幸福しか知らなかった王子が銅像になってから人の悲惨な生活や町の醜悪を見る。ツバメに自分の剣のさやのルビー

や目のサファイア、体に張られた純金を貧しい人に与えるというお話。人にいいことをした王子は、「僕はとても暖かい気持ちがする」という。
自己犠牲の上に立つ達成感は、またまた越冬の時期を逃したツバメの犠牲の上に成立する。
なかなか奥深い童話なんです。
男性でも女性でも人がチャーミングに生きること、それは本当に難しい。
オードリーヘップバーンが好きというので有名になったサム・レヴェンソンの詩があります。
そこから一部抜粋。
魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと。
愛らしい瞳のためには、人々の中に素晴らしさを見つけること。
スリムな体のためには、飢えた人々と食べ物を分かち合うこと。・・・
バランスのためには、決して一人で歩むことがないと知ること。・・・
なるほど、なるほど。その通り。もっとこの詩を早く知っていたらなあ・・・