獅子山下精神

DSC_0090大澳 途中海岸線

香港に来た当初から3年住んでいたミッドレベル地区は、

香港のど真ん中に住んでいるというなんだか変な優越感をみんながもっているような場所でした。

昔からそういう雰囲気漂う地区で各国のBANKERたちが好む場所だったから。

そんな場所から4年前に引っ越しした私は、今は島に住む良さを改めて感じている。 

島といっても遠く離れているわけではないのに自然がふんだんに残されている。

今日は船で帰ろうか?MTRにしようか?バスにしようか?

島から島へ、香港の中心までもすぐ。

小さな香港は移動手段の選択肢がいっぱいあるのです。

DSC_0091 (1)ディスカバリーベイ緑傘 DSC_0069大澳

住みやすい大好きな香港ですが

最近そんな香港の人たちの心情がわかる『獅子山下』を

テレビで積極的に見ている。

これは1972年に始まったテレビ短編ドラマ。

1972年から1980年。

1984年から1988年。

(その後1990,1992-1994,2006,2014-2015)

2016年1月にも放映された30年以上も放映されているテレビドラマ。

香港社会の中で赤裸々に表現される人情や社会環境。

それは当時のほとんどの香港人が視聴したようで

今は香港の文化そのものとまで言われる。

2016年から視聴できるようになったネットテレビ

RTHK31(港台電視31)で監督の解説入りで見ている。

言葉を覚えるためメモを取りながら見ているのだけれど、

内容に入り込んで手は止まってしまう。

特に70年代80年代はその厳しい生活に涙が出ることもある。

小さな子供たちさえ、理不尽な厳しい生活の中で生きるための知恵をつけていく。

当時、テレビの中の生活を自分たちと重ねて見ていた世代とは違って

多くの若い人たちにとってそんな生活は画面の中の「遠い昔話」となっているのだろうか。

でもきっとその精神は、現代の香港人の中のDNAに受け継がれているかもしれない。

常に上に上に・・・・お金持ちになって成功したいと常に思う香港の人たち。

他人のすることには割と寛容であり、いろいろな意味で自由。

それぞれが生きるために努力する方法、努力に口出ししない。

普段何気なく感じる香港人の生活文化はなるほど 

獅子山下精神が支えているのかもしれない。

他人のことは関知しないという自由は結構心に余裕を与える。

だから明るい。

なんとかなる、なるようにしかならない。チャンスがあればつかみ取る。

これも獅子山下精神かな。


獅子山









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脱欧

今朝からテレビは「脱欧」「留欧」の国民投票の情報と

香港では珍しい3日も続く大火のニュースと毎日放映されている株式情報。

この三つが同時に画面に映し出される。

大火は「牛頭角」のビルが立て込む工業団地で3日も燃え続けています。

二人の若い消防士の方が殉死されたこともあって

なかなか鎮火しない様子に香港の人たちもイライラ。

テレビが消せません・・・・

今日は朝から書法で我が家に来た老師も「英国のことは心配していない」と

みんな結構楽観視してたかもしれない。

お昼前の結果を見て老師もびっくり

株価が下がる~と心配していました。

これから世界にどんな大きな変化が出てくるのでしょうか?

DSC_0065黒美人

台湾産の黒美人。 

いつも街市で選んでもらって、外れなしの甘いスイカです。


澳門茶餐廳

長く使っていた土鍋にヒビが入って使えなくなった。

日本製を香港で買うのも悔しいし

老師は修理をすればいいと言ったけれど接着剤がね、どうかな?

それより火鍋の鍋を買ったらどうかと思い上環のスチール屋さんへ行く。

手頃のがありました

これでしばらく鍋料理もOKだ。

ついでに近くの正隆行に行く。 

去年あたりまでは店の前に観光バスが横づけされてたのにお客さんが少ない。

さや付き落花生を1斤購入。

こういうのは日本に比べると大変安い。毎回感激

その後中環に戻ろうと歩いていると澳門フェリー乗り場のあたりの空がすっきり見える。

最近なぜだか雲に興味があるんですよね。心が何かを求めているのでしょうか?

DSC_0040上環 空2 

DSC_0039 (1)上環 空

なんとなくそのまま澳門フェリー乗り場の澳門茶餐廳でも行ってみようかと思い立つ。

久しぶりに焦げ目のついた澳門式エッグタルトを一つ。

DSC_0043澳門カフェ

鴛鴦奶茶も久しぶり。

鴛鴦奶茶は香港独特の飲み物。

珈琲と紅茶を混ぜたもの。 香港そのものを表していますね。

珈琲の味か紅茶の味かと聞かれたら私的には濃いミルクティー。

澳門も長らく行ってないな~。

そのうち澳門と香港も陸路でつながるし、

それまでに早めに高速フェリーで行くのもいいか。

気になっていたお鍋も買えたし今日はガンガン冷房効かせて野菜たっぶり豆乳鍋でも。

暑くてだらだら・・・・・です。















梅窩でイタリアン

中国書法の後、梅窩(ムイオー)のイタリアンに出かける。

バス停まで行くとバスは出たばかりで暑い中30分待つのはつらいと、

ランタオ島内を走るブルーのタクシー🚖に乗る。

途中の山道で、重そうに走るさっき乗り損ねたバスを追い抜く。

緑の中をタクシーはもうスピードで貝澳(プイオー)の村を通っていく。

貝澳は綺麗なビーチがあって西洋人が多く住んでいる。

そしてこんな村にインターナショナルスクールがあるのだ。

昔はさぞかし何もなかったところだろうと想像するが、

プライベートのようなビーチや静かな環境は西洋人が好む。

するとすぐ西洋風のお店がポツポツでき、あか抜けた地域になるんですよね。

この辺りはアパートではなく村屋(チュンオク)といって3階建ての家が建っている。

新しい村屋がどんどんできて昔のイメージとは程遠い緑に囲まれた素敵な村屋ということになる。

そうしているうちに貝澳湾を右手に眺め、山道を上ったり下ったりで左下に梅窩の村が見える。

フェリー乗り場でタクシーを降りる。

ここからすぐのところに評判のいいイタリアン「Kitchen」がある。

とてもこじんまりしていて、イタリア人のお兄さんがやっているのでしょう。

ランタオ島では人気が高い。

DSC_0004ランタオ キッチン DSC_0009Kitchen.jpg

DSC_0008 (1)KITCHEN DSC_0005ムイオーKITCHEN DSC_0014KITCHEN pasta

涼しい風が吹き抜けて、今頃セントラルは人込みでいっぱいなんだろうなーと思いながら

DSC_0023 (1)Kitchen前

帰りはバスで東涌まで20分。

狭くて便利な香港です。

お昼からまた一仕事できます。



香港遊艇會(ROYAL HONG KONG YACHT CLUB)

香港にはイギリスの影響で由緒正しい会員制のクラブが結構あります。

ここもその一つ香港遊艇會(ROYAL HONG KONG YACHT CLUB)。

DSC_0197香港遊艇會入口


この香港遊艇會の歴史は古く、

HPによると170年近くの歴史があるそうです。

「食事を一緒にしませんか」というお誘いを知人から受け連れて行ってもらう。

行けば9人もの在駐香港のみなさん。

DSC_0205香港遊艇會 DSC_0202香港遊艇會

1階はブッフェ 2階は少し落ち着いたレストランになっています。

話が尽きない私たちは1階で最後の最後まで。

1階のレストランは天井が丸くなって倉庫か防空壕のようです。

実は火薬庫だったらしい。隠れ家のようでいい雰囲気。

ブフェの量も適当で十分。

香港遊艇會DSC_0198

飾られている写真も歴史を垣間見ることができます。

DSC_0207香港遊艇會

170年前のイギリス人たちもこのBARでお酒とジョークを飛ばしていたのでしょうか?

BARDSC_0200香港遊艇會

イギリスに現在も存在する階級制度。

格差ではなく階級です。

同じ階級の人たちと交流するのが普通であったイギリスの文化の中で

入会には厳しい審査があったのは想像に難しくありませんね。

今は少し緩くなっているようですが・・・・

写真が逆光で見づらくてすみません。






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香港ドラゴンボートカーニバルと長崎ペーロン

2016年は6月10日から12日まで

ドラゴンボート・カーニバル(龍舟競賽)が行われています。

香港のこのカーニバルは農暦の6月の端午節あたりです。

今年は6月9日が端午節になります。

ドラゴンボートは日本のこいのぼりの話の元になった屈原の紀念の競賽です。

粽もこの時期市場などで売られています。

今朝は残念ながら日本の梅雨のように雨が降っています。

中環(セントラル)は国際的な催しでその他大澳などいろんなところで行われます。

香港はどこも海に囲まれていますからね。

今年は生憎見に行けないけれど

以前のブログで。

ところで長崎にもペーロン選手権大会が有ります。

長崎は毎年7月、夏の祭りとして行われています。

長崎では福建省の人たちから伝わり1655年長崎港を競賽したのが始まりといわれています。

長い歴史のある香港と長崎の龍舟競賽。

こんなところにも大きな共通点。

雨が上がればかっと夏の日差しが照ります



何韻詩(デニス・ホー)

香港の人気歌手何韻詩(デニス・ホー)と大手化粧品LANCOME

LANCOMはこの先どうするのか?

民主化デモに積極的なデニス・ホー。

彼女のコンサートのスポンサーであったLANCOME.

中国からのネットに影響されて、コンサートを中止。

このカテゴリーは、やはり香港民主化デモ



「サバを読む」 と 「耍把」(サバ)

サバを読むの語源をネットで見たら「江戸時代から使われていた数を誤魔化す言葉」とある。

鯖はすぐ腐るから正しい数が数えられないかららしい。

広東語をみてみると

 [sa2 ] からかう、もてあそぶ

耍把戯 [sa2 ba2 hei3] 人をペテンにかける  サバ ヘイ  

                      『東方広東語辞典』 千島英一編集

耍把 サバです。

因みに

 」普通語では [shua3] なので発音が違うようです。


仏教と共に日本に伝わった由緒正しい漢語と違って

怪しげな言葉は広東語に似ている言葉が多いですね~。

2011年にブログで書いているヤバイも一緒でしたね。


おもちゃ箱香港

日本から帰ってすぐに友人たちから食事のお誘い。

DSC_0173ゴールデンリーフ5月30日 DSC_0175 (1)Lobster Ba and Grill

飲茶はやはり香港に帰って来たという気にさせてくれます。

それにしても日本とは異空間。

お茶はアイランドシャングリラのロビーがいっぱいで、隣のGRILLにいれてもらいます。

次の日には水餃子とジャージャー麺 豆乳と共に・・・

DSC_0187水餃子 DSC_0186北方餃子源

毛沢東のイラスト写真を見ながらここも異空間。

お腹の出た長靴をはいたおじさんがうろうろ。

食べていると計算機を手におばさんが隣の人としゃべりながら会計にきます。

もうレジを閉めたいのかな?

ありがとうの挨拶がないのでこちらから「ムーゴイ」

そしたら返事で「多謝 (ドーチェ)」

ここもいつもの香港。

香港の魅力はA級からB級C級グルメ手軽に梯子できることでしょうか。

飲茶 金葉庭 (コンラッドホテル) 

水餃子 北方餃子源 

おもちゃ箱香港。

鳳凰木 と 大花百日紅

この前の利東街にも紹介しましたが

この時期綺麗な鳳凰木。

紅は燃えるような色で、縁起もよさそう。

熱帯や亜熱帯ではよく見かける木ですね。

かっと照りつける暑さに十分映える。

DSC_0193 (1)東涌 鳳凰樹

DSC_0191鳳凰樹とバス

は大花百日紅(オオバナサルスベリ)。

うす紫が綺麗な花。

これはフィリピンでは「バナバ」と呼ばれ、葉は煎じて民間薬として利用されるようです。

香港に多くいるフィリピンのお手伝いさんも懐かしいかもしれませんね。

DSC_0189百日紅2016年6月

亜熱帯地方の樹木は枝がのびのびとしていて、見ていてとても気持ちいい♪

人間ものびのび行きたい



利東街(喜帖街)そして日本のお店たち 湾仔

『粉末都市 消失中的香港』 (2008, 三聯書店(香港)有限公司 Stella So)

都市001粉末

失われつつある香港の街や風景のイラスト集。

ここに湾仔にある利東街が載っている。

1950年代ごろからこの街には香港の印刷業者が集まっていて、

1970年ごろには別名 「喜帖街」と呼ばれていたらしい。

結婚式の案内などの印刷を一手に引き受け、

結婚が決まったカップルたちでにぎわっていたそうだ。

唐楼と呼ばれる建物は、もう50年以上前の低層アパートで、

地面(GF)に店舗があり2階は店舗の事務所で4,5階の低層のアパート。

イラストでは喜帖街の唐楼は6階までが住居で最上階には天台がある。

天台には香港でよく見かける大きな紅い鳳凰樹が描かれていて、

香港の狭い住居を少しでも風が通り、息苦しくない空間設計の妙が感じられる。

天台は(もちろん)違法建築かも・・・

今の香港全体を見てもロビーも部屋も天井の高さや庭園の空間設計は見事です。

上に横に見事に土地ではなく、空間を自分たちのものにしていく。

風が通りぬけ風水が良くなる環境になるよう工夫するのですね。

032利東街(粉末都市)

唐楼は店舗付きなので少し特殊な住宅だと思うが、

今でも古い街の一角に古い唐楼は堂々とあり、

そこに住む人たちの活気や生活感が溢れている。

この喜帖街は実は2005年に香港行政府の所有となり、印刷業者たちの使用権が消滅し、

大手デベロッパーの手によって先日再開発されオープンした。

先日新しい利東街を少し写真に収めた。

005利東街1 001利東街
006利東街ヨックモック 013利東街銀座WEST

015利東街VIVIAN 020利東街特大人形

日本のカルビー+、抹茶アイスクリームの店、銀座WEST,、ヨックモック

日本がんばれと言いたい気持ちと

利東街に住んでいた多くの人たちはどこへ行ったのだろうかと気にかかる。

003利東街マンション

天台付き唐楼は超高級マンションに変貌した。

しゃれた通りになったと言って手放しで喜べない複雑さ。



海マンゴーの花

今日も35度の暑さ。

暑いので散歩も少し時間を遅く、1日は夕方6時半ごろ散歩。

DSC_0179散歩2016年6月1日

DSC_0182散歩2016年6月1日

海マンゴーの花が可憐

DSC_0177海マンゴー2016年6月1日

でもこの海マンゴー、以前のブログにも書いたけれど

口にすることができない毒マンゴー

7月ぐらいには実をつけます。

香港の街の中にいては感じない風や光、人たちの自然な往来。

金融街では感じない本当の贅沢。





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